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【重信昌志オリジナル作品・Water Scapes〜水の風景画〜】


試聴曲はWMAで作成されています。
Windows Media Playerは無料でダウンロード出来ます。
ウィンドウズメディアプレイヤー


【Water Scapes】

ウォータースケイプスジャケット
1、湧水紀・わきみずき
2、霊峰
3、春光る
4、Green
5、Diamond Ring
6、雪の響き
7、水と樹の対話
8、夢
9、黎明
10、海に注ぐ

2001年11月21日発売(佳音舎)
重信昌志ファーストアルバム


アルバムは、当初はすべて新作でいくつもりであった。作曲も、全体の1/5程度までではあるが進みつつあった。しかし、かつてアルバム化を思惑しつつ作曲した作品の存在が、どこかでそれを拒んでいたようだ。

 当時それらの曲は幸か不幸かその機会に巡り会うこともなく、ほとんどお蔵入り状態となっていた。また、私自身も、もう人前に発表することもないだろうという気持ちにまで傾いていた。

 ところがどういった風の吹き回しか、新世紀も明けて春の兆しが見え始めた頃、突如として「当時の私の想いを今の私が実現させてやろう」という衝動にかられた。何故急にそのような気持ちになったのか自分でもうまく理由付けが出来ないのだが、もしかしたら「新作の前にやらなくてはならないことがあるだろう」という過去の自分が発した声を感じたのかも知れない。

 確かにそれらの曲は私がオリジナルの作品づくりに専念しようと一念発起し、11ヶ月近く費やしてようやく形になった、私にとってはひとつのけじめであり原点となる作品であった。

 これらをそのまま封じ込めておいては、自分自身に対して不誠実になる・・・時間的な回り道をずいぶんしてしまったが、今からでもまだ遅くないと考えた末、これらの曲をあらためてアルバムとして発表することにした。

このCDは、すべて8〜9年前に作曲した旧作品によるファーストアルバムである。

2001年11月21日  重信昌志




このアルバムは「湧き水が川となって海に至るまでに出会ったさまざまな風景」というコンセプトで構成しました。



試聴ボタンをクリックしていただくと、曲の一部をお楽しみいただけます。

1、湧水紀・わきみずき 湧水紀とはわたしの造語です。
山中深く湧き出た水が、流れにその姿を変えて沢を下って行く・・・
そんなイメージです。

(録音:1992年9月2日〜9月16日
試聴できます
2、霊峰 シンプルなモチーフを思いつきました。コードもまた同じくシンプルで、CとFでまかなえます。
山を彷彿とさせるような気がしたので、このタイトルにしました。標高3000メートル級の雪山を、100キロメートルほど離れた海抜4〜500メートルの山中から望む感じです。
(録音:1992年9月29日〜10月23日)

3、春光る 童謡の要素を持った曲にしようと思いました。
春が近付くとなんとなく心がうきうきしてくるものです。小さい春をみつけた子供の気持ちはこんな風なのかな?と想像しながら作曲しました。
(録音:1993年3月3日〜3月18日)

4、Green 人がとても入り込めないような深い森も、よく見かける街路樹や草むら、そして水中に生息する植物もすべてひっくるめてGreenです。
緑の持つ生命力と、その小宇宙性への敬意を曲にしました。
(録音:1992年7月20日〜8月19日)

試聴できます
5、Diamond Ring 太陽が月によって覆い隠される瞬間、ダイヤモンドの指輪に似た輝きが見られます。つまり皆既日食。最初に登場する効果音は、地球と月が動く様子をイメージしました。それに重なるラジオのチューニングとレーダーのような音は、二つの星の動きを追いかける旧式の探知機・・・といったところです。
人間はこの素晴らしい天体ショーを、只々見上げるばかりです。
(録音:1992年11月10日〜11月27日)
試聴できます
6、雪の響き 雪の降る音は独特です。まわりの騒音を吸収することもあって、
不思議な静けさをかもし出します。
(録音:1993年2月15日〜3月1日)
7、水と樹の対話

一見自然にできたように見えても実は人の手によって造られている、
そんな空間が意外と多く存在します。たとえば水田やガーデニングなども、そのうちのひとつといえるでしょう。
水や植物・土・石・などを上手に利用して造ったこのような空間には
人造とはいえ木々やさまざまな生き物たちが息づいています。
皆さんの身近にもこんな空間がきっとあると思います。
(録音:1993年5月4日〜5月10日)

8、夢 ある意味この曲が最も古い曲になります。後半の転調し続けるアルペジオは、私がまだ学生だった頃にモチーフとして書き留めておいたものです。それを9年前に曲にして今回アルバム化する・・・
足掛け20年です。
(録音:1992年10月26日〜11月5日)
試聴できます
9、黎明 夢から目覚める頃、川幅もだいぶ広くなってきました。下流で迎える夜明けの風景です。1曲目の「湧水紀」と同じような音の動きで始まりますが、こちらはその1/12のテンポ。平野をゆったりと流れて行きます。
(録音:1993年5月21日〜6月3日)
10、海に注ぐ どんなに大きな川でも、最後は海へと吸い込まれて行きます。ただ、個人的には幅数メートルくらいの小さな川が海に注ぎ込んでいる図の方がどちらかというと好きだったりします。それにしてもあれだけの膨大な量の水をよく引き付けていられるものだと、海を見るたび地球の引力の果てしなさに感嘆せざるを得ません。
(録音:1993年4月12日〜5月2日)



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